童磨『猗窩座殿がいけ好かない同僚強姦ものの艶本隠し持ってた……』 - 1/4

童磨「えー、猗窩座殿がコワーイｗｗ」

猗窩座「違う！　これは誤解だ！！」

童磨「え、俺、猗窩座殿に犯されちゃうの？ｗエロ同人みたいに？？」

猗窩座「やめろ！」

猗窩座「誤解だと言っているだろう！　だ、誰が貴様などを…」

童磨「むぅ、そうなのかい？(ちょっと残念」

猗窩座「当たり前だ！」

童磨「じゃああの本は猗窩座殿のじゃないのか？」

猗窩座「いや、それはまぁ、俺のなんだけど……」

童磨「やっぱり！　俺、猗窩座殿に犯されちゃうよーｗｗ｣

猗窩座「違うと言っているだろうが！」

童磨「そんなにムキになって否定することでもないだろう？　俺も貴方も男だから、そういった本に興味を持つ事は悪いことではなし｣(うんうん

猗窩座「……うぐっ」

童磨「そういう本を読んだりして見たくなる事も、健全な証拠だろう｣

猗窩座「……おい」

童磨「ん？　何だい｣

猗窩座「何故に距離を詰めてくる？」

童磨「え、だって興味があるんだろう？　俺を犯すことに」

猗窩座「やめろ！違う！近寄るなーっ！！」

童磨「超猟奇的な方法で犯したいんだろ？」

猗窩座「誰がするかそんなこと！！」

童磨「いつものように俺が絡んできたら、何の前触れもなく押し倒して、『今のお前は上弦の弐ではない、俺に啼かされるしか脳のない雌鬼だ…』とか言いながら犯したいんだろう？」

猗窩座「抜粋するな！　さっきの本から抜粋するな！！」

童磨「『女を好んで喰うお前が、序列が下の俺にオンナにされているなんて無様な話だな…』といった言葉責めをして、強姦したいのだろう？」

猗窩座「するかできるかそんなこと！！」

童磨「『あの方に捧げるはずの眼球を繰りぬかれて、弐の目玉の代わりに俺のモノを浅ましく呑み込んでいるのがわかるか？』とか言いながら犯したいのだろう？」

猗窩座「だから抜粋やめろ！　棒読みの音読もやめろ！」

童磨「いやぁ、猗窩座殿がこんな言葉責めしながら俺を犯したいと思っているとはなぁ♪」

童磨「いつも会うなり頭を吹っ飛ばしてくる猗窩座殿が、俺とそういった同衾をしたいだなんて、意外だけと悪い気はしないぜ♪」

猗窩座「だから違うと言っている！！！」

童磨「ん？　もしかしてさらに特殊な同衾をしたいとか……？」

猗窩座「都合よく解釈するな！　というかだな、お前がさっき言った様なのは同僚強姦ものでは全然特殊な範疇ではないからな」

童磨「………え？」

猗窩座「……あ」

猗窩座「……え、あれくらいは普通、なの？」

猗窩座「なんでもない！さっきのなんでもない！」

童磨「正直さっきのでもかなりえぐい部分から抜粋したつもりだったんだけど……」

猗窩座「聞け！さっきのは間違いだ！！」

童磨「もうあれくらいじゃ満足できないのか…(ﾎﾛﾎﾛ」

猗窩座「やめろ、泣くなー！！」

童磨「猗窩座殿がどんどん遠くに行ってしまう……」

猗窩座「遠くに行ってるのは貴様だろうが！　さっきは近寄ってきたくせに俺から物理的に距離をとっているではないか！」

童磨「だって、予想もしない方法で犯されちゃうのはちょっと、心の準備ってものが……」

猗窩座「だからしないっつってんだろうが！！」

童磨「うーむ、関わり方が悪かったんだろうか…？　俺はただみんなと仲良くしたかっただけなのに、知らず知らずの内に猗窩座殿に劣情を植え付けるような態度で接していたのかもしれない……」

猗窩座「やめろ！何かいろいろクるものがあるからやめろ！！」

童磨「親友だと思ってたのに……」

猗窩座「聞きたくない！ただの一度もそう思ったことのないお前からは一番聞きたくない奴だそれは！」

童磨「でも、いけ好かない同僚を強姦すること前提だと、一方的に親友扱いされるのも性癖に刺さる……？」

猗窩座「やめろ！　俺の嗜好を探るのやめろ！」

童磨「え、だってさっき言ったくらいでは満足しなのだろう？」

猗窩座「間違いだ！さっきのは無し！」

童磨「とすると、一周回って王道な性交に行かざるを得ない……？」

猗窩座「というか協力的になるな！さっきは物理的に距離を取っていただろうが！！」

童磨「王道な性交であるならば、大体は分かるし、協力できるからな♪」

猗窩座「(ﾑｶｯ)王道だろうと何だろうと貴様とはしないからな！」

童磨「むむぅ…、そこまで否定するなら面と向かって言ってもらおうじゃあないか」

猗窩座「何をだ？」

童磨「『俺は自分の同僚を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

猗窩座「何だその宣言!?」

童磨「いくら猗窩座殿だって、言ってくれなきゃ分からないし信用できないよ！　発情犬と共に任務は出来ないし」

猗窩座「誰が発情犬だ！！」

童磨「とにかく言ってもらえれば今まで通りの関係で過ごせるし、気まずくなることはないだろう？」

猗窩座「………」

童磨「え、何その沈黙。やはり虚偽の申告はできないってこと？｣ﾜｸﾜｸ

猗窩座「虚偽じゃない！　ワクワクするな！！」

童磨「いいんだよ猗窩座殿…、俺は貴方を嘘つきにしたいわけではないんだから(´・ω・`)」

猗窩座「その感じやめろ！」

童磨「猗窩座殿にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、猗窩座殿の嗜好に向き合うぜ！　なんたって、俺は優しいからな！」

猗窩座「言う！言うからその減らず口を閉じろ！！」