折角(?)だからハピアどまさんが売りつけた消ゴムやしあわせ水の値段について考えてみました。
というのも某青い鳥にて『親や友人が何その値段!?詐欺じゃないの!?と言われる値段設定してる時点で善とは言いがたい』という意見を見たのですが、これに対して私は、公式から発売されたグッズに置き換えれば自ずと答えは見えてくるよねと思ったのです。
例えば昔活動していたジャンルの公式グッズが初めて発売されるんだけど、フツーに100均に行けば百円で、下手すりゃもっと安く買える文房具にキャラのイラストが描かれていて5000円越えだったりするんですよね。
かつてそのジャンル推しだった私は『いやぁ、ある意味博打打ったなぁ』と感心したけど、そのジャンル外の人、そもそも推し活の概念がない人から見れば『何だそれ!?詐欺かボッタクリじゃねーか!』と叫ぶほどの値段設定なわけで。ていうか普通に推しジャンルのグッズを買うという意識がない人からすれば、100円ちょっとで買える文房具やら品物に1000円弱出すのだって正気かよ!?と思うと思います。
これがもし家族や友人から言われて購入止めるかと言われれば、欲しいのなら買うだろうし、まかり間違っても買わない理由にはならないと思います。
キャラのイラスト描かれていて5000円のバインダー(仮)はそれだけの金額を出しても価値があるから買おうと思えた、ただそれだけの話です。
ハピアどまさんの消ゴムやしあわせ水だって同じ。ただの消ゴムや水じゃなくて、それこそ公式グッズと同じぐらい何かしらの価値があるから高い金額出して買う、それだけの話であって善だの悪だの言い出すのはナンセンスです。
逆に聞くけど、公式グッズの値段が高いからこのジャンルは善とはいいがたいなんて言われたら誰だって怒り狂うでしょ。何も知らないくせに勝手なこと言うなってね。ハピアどまさんの消ゴムやしあわせ水だってまさにそれと同じなのですよ。
あと実際のところ、真剣に占いで話を聞いてあげて、『じゃあこの消しゴムをあげる、色々と運勢が上がるから。値段? タダで良いよ??俺はみんなが幸せになってくれるのを望むから』と言われて消しゴムないし水を受け取ったとしても普通に胡散臭いだけだと思います(^_^;)。
それに人はタダや安価で手に入った物ほど大切にしない性質があると明らかにされているし身に覚えがある人は多いと思う。だからそうやって手に入れた人は幸せになる努力すら念頭にないし、十中八九あいつ詐欺師だペテン師だって喚きたてる側に回る。
どちらに転んでも詐欺師やペテン師だって言われるなら、人はお金を払ったものにこそ一生懸命になれるという性質を利用して、『この消しゴム買ったから私は幸せになれるんだ!』という自己暗示をかけてあげて無意識のうちに幸せになれる努力をする方に導く方がよっぽど悪評を立てられるリスクは減るし先立つものも手に入るしよっぽど効率的だと私は思いますね。
つうか人ってね、自分が心から変わりたいと思うきっかけがないと変われないんですよ。
どんなに他人に幸せにしてあげるって言われて飛びついたところで、自分は不幸せなのがお似合いだとか思ってたら、脳が「いや待て待て。お前は不幸で被害者ぶってるのが当たり前なんだからお前の行動は間違っている」って恒常性維持機能(ホメオスタシス)が働いて幸せになるのを阻止されるわけです。
だから幸せになれないのは誰のせいでもない。脳の仕組みを知らない自分が原因であって、まかり間違っても他人のせいでもない。
自己肯定感の高低差も同じ。お金を出して買えるならそうしているっていう人に限って、実際は何もできてないんですよね。これも上記と同じで自己肯定感が低い自分が自分らしいと脳が納得しちゃってるから、自己肯定感が高い自分はらしくないと必死に否定している状態です。
だいたい今時自己肯定感が高まるコンテンツなんていくらでも無料で見れますし、何ならAmazon Kindle Unlimitedにあれば980円で好きなだけ買えますよ。そうしないのは自己肯定感が低いままの方が変わらないで済むしそれが自分らしいからだと断言します。
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