没展開
※特に二人のキャラ崩壊が酷い
※座殿の扱いがガチで酷い
以上を踏まえてお願いします。
「童磨」
「ん?」
ガシッと両手を握り締めつい先ほど浮かんだ考えをそのまま俺は口にする。
「お前、もう俺と付き合え」
「………はい?」
ポカンとする顔も一瞬遅れて間の抜けて発声された声もとてつもなく可愛いと、童磨に酔っぱらった俺は一気に畳みかける。
「だってよく考えてみろ。お前がフラれるたびお前持ちでヤケ酒するお金が勿体ないだろう? それに俺ならお前のその壊滅的な土産選びのセンスも性質の悪い天然な性格も全部わかってるんだぞ? お前の顔に惹かれてホイホイ寄ってくる女と一から関係を築くよりも、ある程度悪いところも良いところも分かっている俺の方がお買い得じゃないのか?」
「…猗窩座殿、酔ってるね」
「俺は酔ってない」
しいて言うならお前にだという言葉は流石に飲み込んだ俺に、童磨ははぁ、と小さくため息を吐く。何だその悩ましい吐息は誘ってるのか可愛い。
「酔っぱらいは総じて同じこと言うんだぜ? それに猗窩座殿、今週は色々忙しかったって言ってたし疲れがたまっているんだよ。もう休んだ方が良いよ」
付き合ってくれてありがとうねとお礼を言いながら、童磨は俺を抱えてベッドに戻そうとする。何だそれはお前俺のこと心配してくれているのか?優しいな。
「猗窩座殿…痛いよ」
離れがたくなった俺は童磨の手首をがっしりと掴む。明らかに困惑しているコイツを見ながら、何でおれはコイツと付き合っていなかったのだろうと猛烈な疑問がわいてきた。顔は華やかで麗しくあどけなさが残るところも可愛いし胸もデカい。俺より背がデカいのは癪だが男は身長ではなく器のデカさであることを信条としているので全く問題はないし、筋肉にも自信がある。
しかし親友だと思っていた存在にそんなことを言われて、流石にいいよいいよお付き合いしようと来るもの拒まずな童磨も困惑しているようなので妥協案を出してみた。
「とりあえず…お試しで32日間付き合ってみてダメなら親友に戻ればいい」
「…猗窩座殿、言ってることめちゃくちゃだよ… だいたい32日って何?」
「何がだ? これ以上に無い妥協案だろ」
掴んでいる手首を振りほどこうとしない童磨の顔が酔い以外の熱に染まっているのが分かる。
「…どうすれば信じてくれる?」
「…どうするも何も…」
言葉少なに俯いてしまった童磨を見て、よし、もう一押しだと酒精に冒されていた頭はここにきて俺に最低最悪な告白をチョイスしにかかった。
「俺がお前でヌケたら信じてくれるか?」
…その台詞を言い終わったと同時、俺の左頬に思いっきり衝撃が走った。
猗窩座殿最低! 向こう三日は顔も見たくない!! という声が遠くから聞こえ、かなり短い期間に限定しているところに愛を感じながら俺の意識はブラックアウトして行き、その夜の飲み会は幕を下ろしたのだった。
というわけでゴミ袋と猗窩童の話でした♪
このツイート見た瞬間「どまさんやんけ!」と真っ先に思い付いちゃったので書きましたwww
座の場合親友から恋人になるのはイケイケでも慎重になってもどっちも美味しいと思います。
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